【しょうが】の働きとは

「しょうが」は、血行を良くする。体を温める。病原体の増殖を抑える。消化をを良くする。
色々と云われはありますが、先ずは、クチから接収して、体にどのような働きをするのか勉強してみました。

「ショウガオール」というのはご存じでしょうか。辛味成分。
この成分が体に入ることによって、体が温まるのだそうです。

しかし、生のままだと「ショウガオール」にはならなくて、「ジンゲロール」という成分。
この成分は、似ているけれど働きが違う。
簡単にいうと
・自前の体の深部の熱を身体の末端に運ぶ(ジンゲロール)
・体の深部の熱を作り出す(ショウガオール)

前者は、自前の熱を移動させるので、その分、冷えてしまう可能性がある。
後者は、熱を作り出すので、体を温める効果があるそう。

「ショウガオール」は、生姜に火を通して、「ジンゲロール」の一部の成分が変化してできる成分。
生の生姜には無い成分。ショウガオールは、抜群の殺菌効果だそう。
(あ、だから、生ものに生姜なのね。。。と、食べ物に紐づけるわたし。。。)

生以外の成分でいうと、加熱や乾燥があります。
両方とも、「ショウガオール」になるので、温め効果に抜群です。

乾燥は少し、手間がかかりそうなので、もっぱら加熱が多くなります。

冬なので「しょうが」祭りにしてみよう!

昨日は「白身魚の鍋」に生姜のすったものを更にみじん切りにして、お鍋に投入!!!
口の中に繊維が残らず食べやすいし、鍋のスープもグビグビイケちゃいます!!!