皆様こんにちは
暑さも少し和らいで過ごしやすくなってきましね。しかし油断禁物！水分補給はこまめに摂りましょう！
さて、
夏の終わりに近づくと、暗くなるにつれ虫の鳴き声が聞こえてきませんか？
『秋が近づいているのかな。』
『そろそろ涼しくなってくるのかなぁ』
なんて、思う方もいらっしゃるかと思います。
不思議と不快ではなく〈心地よい〉と感じるのはなぜなのだろう？？と疑問になり、調べてみました！！
【万葉集】に虫の鳴き声の和歌がある！
奈良時代末期に成立したとみられる日本に現存する最古の和歌集である【万葉集】
ここにも【虫の鳴き声】について詠まれた歌がいくつか登場します。
“庭草に村雨降りてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり”
上記の歌は
“通り雨で涼しくなった空気を感じて虫が鳴き始めた。その声を聞くと秋の訪れを実感する。”
といった内容の歌で、すでにこの頃から虫の鳴き声を聞くと【秋】が連想されていたのですね。
癒しのゆらぎ【1/fゆらぎ】
自然界にあるモノの変動パターンの一つのなのですが、【1/fゆらぎ】音を聴くと脳内に心地よさと快適なリラクゼーション効果を与えると研究されています。
※【1/fゆらぎ】について詳しくは次の機会に！
この【1/fゆらぎ】、秋頃に鳴く虫の代表でもあるスズムシ・コオロギ・カンタンにもみられるのです。
特にコオロギの高く鳴く声は感受性高く認知され、ある虫の鳴き声についての研究したアンケートで、実際の脳波の測定ではスズムシのほうがリラックスの状態が高かったにもかかわらず、コオロギの鳴き声のほうが「美しい」「穏やか」「抑揚のある」「情緒のある」「清涼な」といった印象を与えたそうです。
また、虫の鳴き声を聴くと「秋」「夜」「田舎」「風景」など季節や時刻といった情緒的なイメージをする人が回答の約70％をしめたそうです。
リラクゼーション効果をもたらしてくれる虫の鳴き声ですが、実は【不快】と感じる方もいます。さてそれはどうしてか？…は次回に続きます！
銀座でプライベートサロンを始めました。
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