ハンドマッサージで肩こり解消リラックス!①

皆さまこんにちは。

一日の中で『手』を使わないことは、ほとんどないですよね。
モノを掴んで放して、押したり引いたり、スマホやパソコンの操作では指を弾いてスライドしてと、ものすごく細かく動かしています。

それなのに、カラダのケア(マッサージ)をするとなったときに、肩や背中腰、頭や足に比べると「求められる優先順位が低い!?」と私は感じています。
ハンドマッサージの心地良さなど、今回はいつもたくさん働いてくれている『手』についてです!

ハンドオイルマッサージ

【腱鞘炎はなぜ起こる?】
よく、手首の痛みがあるときに「腱鞘炎だな」と思いませんか?
『腱』は筋肉の端の部分が伸びたとっても強い組織で、骨に繋がって関節を動かす働きをしています。「腱鞘」は『腱』の『鞘』(そのままですねwww)腱を収める外側のカバーなのです。
手や指を使い過ぎたり、同じ姿勢で負担がかかったりすると鞘の中の腱がスムーズに動かなくなって炎症を起こしてしまうのです。
手首が曲がったままでキーボードを打ち続けることも腱鞘炎になる原因ですね。

【突き指を侮ってはいけない】
指先にモノがぶつかって起こる怪我のことを総称して『突き指』と呼びます。
軽い捻挫や打撲と思ってそのまま放っておくなんてことしていませんか?
実はひどい場合は骨折や脱臼、腱やじん帯が切れているなんてこともあります。我慢せずに医療機関で診察をしてもらいましょう。
軽い捻挫だとしても、肩こりや腰痛の原因になってしまうこともあるので、ちゃんと冷やして安静にすることをおすすめします。

【手のしびれ、冷えが強い場合は気をつけよう!】
手に現れる疲れのサインにしびれや冷えがあります。
手のしびれが起こる原因はとってもたくさんあるのですが、血行不良によるものや姿勢に崩れなどから神経が圧迫されて起こるものが多いです。

頚椎椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアと聞くと腰痛の原因となるものとして知らせていますが、首の頸椎でも椎間板ヘルニアは起こります。肩こりや首の痛みから始まり肩から腕や手の痛みやしびれが症状です。この場合、手のしびれよりも首が痛すぎてカラダの異常に気づきますよね。

手根管症候群
聞きなれないですが、手を酷使するお仕事や妊娠中からサンゴの女性に多くみられる疾患です。親指以外の4指の動きをコントロールしている腱は手首のところで束ねられているのですが、手首の骨のトンネルが狭くなり正中神経が圧迫されることでしびれが起こります。

自律神経の乱れ
過度なストレスや不規則な生活リズム、ホルモンバランス乱れなどにより、興奮や活動を司る交換神経とリラックスを司る副交感神経のバランスが崩れた自律神経失調症によって手にしびれや冷えが起こることがあります。

手のしびれや冷えなどはハンドマッサージを行うことで緩和されることもありますが、症状が急に出たりなかなか改善されなかったりする場合は他の疾患であることも考えられるので医療機関で調べてもらいましょうね!!