足の冷えの怖さ≪1回目≫ 1/2 マッサージ by「からだ屋さん」

足の冷えの怖さ ≪1回目≫

冬だから当たりまえですが寒いし冷えます。
特に末端と、”首”とつくところ、”首、手首、足首”は寒いと本当に体中が固く縮こまってしまいますよね。

さて、本日は”男性の冷え”についてです。

男性は冷えについて本当に無頓着のように思います。
「おれは男だから冷えとか関係ない」とか
「俺は男だから大丈夫!!!」とか意味不明です(笑)
私が思うに昭和世代とゆとり世代前の男性に多いように思います。

否定しているんじゃないですよ。
男らしいなと思いますが、同じ人間ですからね~
同じくらい冷えますよ。そりゃ。

足元の血液の循環が悪くなるととても怖い病気を引き起こします。

絵のように足首を特に冷やさないでください。
出来ればふくらはぎまで。

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そして本題である《 足の冷えの怖さ 》についてです。

足は本当に冷やすと怖いです。

何故?

まず簡単にお話ししますと、動脈は心臓から体の隅々に血液を送る役割をしています。
しかし、送るだけじゃ戻って来ませんね。循環と言っても動脈だけで循環しているわけではないです。
心臓から動脈を通って送られた血液が、60兆個といわれるヒトの細胞に届いていくわけです。
でも戻るためには、静脈を通って心臓に戻そうとする役割をするような「何かが」必要です。
それが足元の筋肉(ポンプの役割)です。

筋肉は、主にふくらはぎ(腓腹筋)が静脈を動かして心臓にもどしています。

心臓の鼓動により、動脈から新しい血液が細胞に流れていく。
筋肉(ポンプ)の力により静脈を動かし末端の血液を心臓に戻します。

筋力が落ちると、静脈の動きが鈍くなり、戻る速度がゆっくりになります。
そうすると、本来体の老廃物を血流に乗せて心臓を通り、濾過する臓器に送りたいのに、老廃物が体に残ってしまいます。
その老廃物が”浮腫み”の原因になったりします。

常に新しい血液を循環させ、体の細胞を活性化させ免疫力を上げたいのに、これでは全く悪循環です。

この悪循環が「静脈瘤」や「エコノミー症候群」、「高血圧」、「心筋梗塞」を引き起こすキッカケになったりするのです。

男性の皆様、是非とも自分は大丈夫と思わず、足元が冷えない対策をして下さいね!