牛乳飲んでいます。

皆さまこんにちは
日に日に早寝早起きになってゆく清水です。

学校給食や外食産業における乳製品の需要減少の為、農林水産省は普段より乳製品を1本多く消費することを推進する【プラスワンプロジェクト】を開始しています。
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_gyunyu/200421.html

先日、大原もとっても美味しそうな『バナナ牛乳』を紹介してくれましたね。
『毎朝バナナ牛乳』https://karada-ya.jp/maiasabananagyunyu/

我が家の牛乳事情はというと、
現在4人暮らしで、ひとり1日一杯(200mlくらい)は牛乳を飲むので1日で約1本は消費してしまう牛乳大好き家族です。
これ以上摂取してしまうと摂りすぎです。というのも…

まとめ買いです。ライフさんいつもありがとう。

【牛乳・乳製品はカルシウムの供給源】
成人1人当たりが一日にとるカルシウムの目標量は600~800mg。成長期の子どもは700~1000mgですが、平成27年の国民栄養調査の結果ではカルシウムの摂取量は517mgと日本人はカルシウム不足です。(農林水産省みんなの食育より)

カルシウムの摂取量が不足すると血中のカルシウム濃度維持するために、骨からカルシウムが溶けだし、骨がスカスカ状態になる骨粗鬆症を引き起こし、転倒などにより骨折をする恐れがあります。

カルシウムはからだの機能の維持や調節に欠かせないミネラルのひとつですが、体内の吸収率は他のミネラルとのバランスが影響します。
肉類やインスタント食品にはリンが多く含まれますが、リンを過剰に摂取するとカルシウムの吸収が阻害されてしまいます。また、カルシウムの摂りすぎも鉄などの他のミネラルの吸収を阻害してしまうので、栄養が偏らないようにバランスよく様々な食品を食べることが大切ですね。

【牛乳1日の摂取目安】
カルシウムの摂取目標量は600~800mgと言われても分かりにくいですよね。

カルシウムは牛乳以外にチーズ・ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに多く含まれています。他の食品も摂り入れることを考えると、牛乳コップ1杯(200ml)には227mgのカルシウムが含まれているので
≪≪牛乳の1日の摂取量は、コップ1~2杯の200~400ml≫≫
が理想です!

プラス1本のかわりに業務用に出荷予定だった常温保存牛乳を購入!!

【牛乳だけでカルシウム摂取はNG】
他の食品に比べてカルシウムの吸収率が高いうえに、1回の摂取量も多いので効率よくカルシウムが摂れる牛乳ですが、摂りすぎによるデメリットもあります。

牛乳にはビタミンCをはじめとする多種類のビタミンや、タンパク質、カルシウムなど多くの栄養素が含まれていますが、この成分の中には脂質も含まれています。

〈牛乳コップ1杯(200ml)の栄養成分〉
エネルギー138kcal
炭水化物10.5g
たんぱく質6.8g
食塩相当量0.21g
脂質7.6g
カルシウム227mg

脂質の1日の摂取目安量は45~67gとされているため、仮に牛乳1リットルを1日で飲んだとしたら、牛乳だけで1日分の脂質をほぼ摂取してしまいます。牛乳太りです(゚Д゚;)

また、お腹がゴロゴロしてしまう「乳糖不耐症」のアレルギー反応や鉄分などの他のミネラルの吸収を阻害してしまい、貧血になりやすくいなるなどの症状も発生します。

最近では乳製品の過剰摂取により”乳がんや前立腺がんのリスクを高める”という研究結果が多数報告されています。
国立がん研究センターhttps://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/317.html

しかし、乳製品を摂取することで骨粗鬆症、高血圧、大腸がんといった疾患に予防的であるという報告も多くあります。

ということは、

やはり、

どんなに良い栄養素がある食品でもそればかりを摂取するのではなく、適切な量をバランスよく摂取することが健康維持するには大切です!

普段、牛乳を飲む機会が少ない方は1日一杯飲んでみる。
飲んでいる方や苦手な方は無理をせずに適量を、また牛乳を使った料理を週一で作ってみるというのもいいですね。

牛乳を使って特大プリン作りました。